入谷式足底板(インソール)の効果
入谷式足底板とは?
歩くときの痛みやスポーツ時の痛みなど運動時の痛みを解消し、快適な歩行を可能にします。 読んで字のごとく足の底に入れて使うもので、靴の中敷き部分に挿入します。(いわゆる インソール)
入谷式足底板は足の底から足の働きを操作し、足部だけでなく、身体全体の動きを変化させる働きをもちます。 二本足で立つヒトにとって地面と接しているのは足だけですので、足部の動きを操作することで足そのものはもちろんその上部にある膝や股関節、腰などの動きも変化し、筋肉や関節にかかる負担を減じ、スムースな動きを作り出せます。
入谷式足底板は足を機能的に働かせることで歩き方や動きを改善します。したがって足にかかる負担だけでなく、 膝やその他身体全体にかかる負担を解消することができます。
どんな人に効果があるの?
入谷式足底板は足の働きや動きを操作することでその人の動きを変化させ、関節や筋肉への過剰なストレスを緩和します。
また足や膝を含めた全身の動きを調整し、スムーズな動きを獲得することを目的としていますので、特にこんな疾患の人という区別はありません。
各個人に個別に対応し、オーダーメイドでインソールを作製します。
各種のスポーツ障害に効果を確認
とにかく歩くときや走るときなど、立って動くときのお悩みが適応となります。
中でも多い疾患は、スポーツによる故障:足底筋膜炎・ねんざなどの足部障害、アキレス腱炎・シンスプリント・腸脛靱帯炎など下腿や膝周囲の障害、そけい部や臀部など股関節周囲の障害。一般では外反母趾や扁平足障害などの足の痛み、関節症などによる膝の痛み、足裏の痛みやタコ、その他にも広く適応があります。
また、より効率的な動きを作ることができるため、スポーツではパフォーマンスの向上にもつながります。
なぜ効果があるの?
効果には理由があります。
入谷式足底板の考え方は解剖学や運動学・バイオメカニクスという医学知識がベース になっています。
足の働きや動きを理解した上で実際に足の評価や歩き方の評価をし、痛みの発生要因を歩行や身体の動きから推測し、解消するためには足をどのように働かせて身体の動きを誘導すればよいかを決定します。
そのようにして決定した形状を元に実際の足底板が出来上がります。
完全オーダーメイドのインソール
このように、足底板は単なる土踏まずの支えやクッション性の増強というものではなく、またツボ刺激などというものでもありません。
また、静止状態の足部の型を取り、成型するものとは異なります。 あくまでも動きに着目した インソール といえます。
足の機能や身体の動きに基づいてその個人に合った効果的な形状を理論的に決定しています。