研究会情報2009/12
第4回身体運動学的アプローチ研究会
12月19日(土)東京衛生学園専門学校AVホールにて開催されました。
今回のテーマは「可能性」
特別講演Ⅰでは入谷 誠会長が「足底板の可能性~どこまで操作できるのか~」と題して
自身の経験をふまえ、足底板による体幹部や上肢の関節の操作などについて興味深いお話しを聞かせてくださいました。
聞いた人しか分かりませんが、時々大笑いです。
会場は全国からのプロたちで埋まりました。
その後は一般演題です。
研究Ⅰ(11:10~12:10) 座長:久我山病院 吉田 茂人
1.ヒールパッドと半ヒールパッドが身体に及ぼす影響についての一考察
掛川市立総合病院 岡部 敏幸
2.歩幅計測の臨床的意義-左右差の検討-
名護市スポーツリハビリテーションセンター スポーク・クリニック 宮城 健次
3.長パッドが歩行時大腿部筋活動及び股関節外転筋力に与える影響
広尾整形外科 財前 知典
4.臨床における運動連鎖の意義と動作分析のポイント
関東労災病院 園部 俊晴
5.固有筋収縮と立位における重心変化の関係
松戸整形外科病院 宮入あや
症例報告(13:10~14:10) 座長:あらい整形外科 柴田 英宣
6.胼胝による第5中足骨頭部の痛みに対する入谷式足底板療法
鹿沼整形外科 山田 裕司
7.入谷式足底板により、腰痛の軽減としゃがみこみ動作を獲得した一例について
今津赤十字病院 小峠 直之
8.RSDによる左下肢痛に対して入谷式足底板を装着し、活動性に改善が見られた一症例
掛川市立総合病院 秋山 武彦
9.両側ハムストリングス付着部部分断裂のマラソンランナーに対し、フォーム改善から競技復帰を目指した1症例
横浜南共済病院 栗田 健
10.しゃがみ動作時にのみに、右膝関節外側部に疼痛および軋轢音を生じる症例
たちばな台病院 相谷 芳孝
研究Ⅱ(14:20~15:10) 座長:川端 哲弥
11.後足部レベル横アーチパッドが歩行に及ぼす影響~ 動きを変えるのは骨構造か感覚か ~
ハーベスト医療福祉専門学校 上島正光
12.距骨下関節回内外誘導がLoading Responseに与える時間変化
星野整形外科 田畠 倫太郎
13.作ってみよう簡単グラインダー
ふくやま整形外科 比嘉 裕
14.足部誘導と股関節筋出力の関係性~立方骨の位置と股関節外転筋に着目して~
豊橋整形外科 向山クリニック 矢野奉紀
最後は特別講演Ⅱとして(有)フィジストレーナーの 山口光國先生をお招きし「上肢機能の構築を考える上での下肢の可能性~足に期待すること~」
と題して、肩の専門家からみた下肢や足の重要性をお話しいただきました。また、心理面が身体に及ぼす影響については大変興味深いものでした。
久しぶりにお会いしました。
笑いを誘うお話しもあり、ホントに聞かせるのがうまいです。
お二人のツーショットで笑ってしまうのは私だけでしょうか?
山口先生、本当にありがとうございました。
さてその後は懇親会。
みなさん。また来年もお会いしましょう。
ブログのアップが遅れたのは大雪のせいです。
今回の研究会中、新潟は大雪でした。
それにまつわる情報は次回の更新で。この後すぐ。